こんにちは。バルセロナ在住のtomobcnです。
わたしの居るスペインは、外出禁止49日目です。律義に日々数えています。ここに来た頃は、ビザの関係もあり「1年間の滞在になるだろう」と考えていましたが、まさかのここで2年半住むことになるとは思ってもみませんでした。
わたしがこの国に来たときは、ワーキングホリデービザという種類のビザで入国しました。ワーホリというと、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・ドイツあたりがよく聞きます。2015年頃からスペインにも出来るかも!という噂が出始めました。そして2年経過した2017年4月に締結され、同年7月に施行されました。
2020年4月現在、日本とワーホリ協定を結んでいる国は、現在26か国!
各国によって条件は多少異なりますが、ざっくりと書くと
・申請時に18歳以上、30歳以下であること (一部では35歳以下)
・過去に同様の国でワーホリビザを申請していないこと
・その国で生活できるだけの資金を持っていること
・健康であること
・犯罪を犯したことがないこと
ポイントはなんと言っても年齢制限。31歳の誕生日を迎えるまでは、日本国籍を持っていれば誰でも申請できます(※申請3か月前から住民票を日本に置いていることは必要)。わたしは29歳まで日本にいたから、実質使えるチャンスは約2回。でも18歳から毎年どこかの国にワーホリをしようと思えば出来る計算になります。
そして、このビザの一番の特徴は、普通に働ける就労ビザの機能があること。その気になれば、行く前に現地企業に履歴書を送りまくって、一般社員として丸一年間働くこともできるのです。
海外に行く一番手っ取り早い方法は、学生ビザですが、
・学校に行かないといけない
・バイトができる時間が、通常雇用より少ない
・生活費と学費の両方がかかる などなど
大変な面も多く、それに比べてワーホリビザは学校に行きたいなら行けるし、働いてもいいし、遊びまくってもいいし、とにかく自由度が高い。
わたしの場合も、3か月間学校に通ったあとは、ずっと働いていました。日本食レストランで雇用契約してもらい、会社が税金を払うので社会保障もきちんと受けることができました。
もし、もう少し若ければ他の国にも行ってみたいなと思う反面、スペイン一ヶ国なじむだけで、こんなに時間かかったから十分だなと思うような。。
でも30歳以下の人で、
・海外に行きたくてもなかなか踏ん切りのつかない人
・お金の心配がある人
・人生何がしたいか分からなくてモヤモヤしている人 などなど
は、提携している国を一度見てもらって、色々と調べてみてほしいと思います。海外に一ミリも興味がない人は別にして、日本が他の諸外国と話をしてこんな便利なシステム作ってくれているんだから、活用しない手はない!とわたしは思いました。
スペインへのワーホリで来る場合は、1614€(約19万円)の残高証明と、往復の航空券さえ先に買っておけば、年間500名までは誰でもビザを申請することができます。その他に外国人番号(NIEと言います)の発行のために、1,288円払ったくらい。
わたしは割と初期に来たので、役所などに行ってビザを見せると「これどういうタイプのビザ?」的な、係員総出でこれはどうやって処理するか話し合われたこともあります。笑
おかげさまでその経験を活かして、その後に出会ったワーホリの人や、スペインに来る前にFacebookなどで連絡を取ってきてくれた人に、色々とアドバイスできることができました。色々と揉まれてきた甲斐があります。
そういうのを、もっと広げていけないかなと思って、ちょこちょこノマドやり始めたのも理由の一つ。せっかく便利な世の中なので、自分の経験や知識を活かして日本にいる人たちと繋がって世界のどこかで会えたらいいなと思います!!
今日から外に出られるので、レッスン一本こなして散歩行きます。
また次回の投稿で!Hasta proxima!!
投稿者プロフィール
- 六本木の某テレビ局(音楽部門)を脱サラ。ワーキングホリデービザで2017年12月からバルセロナに滞在。【小さな収入源をいくつか持つ】ことを目標に、ノマド生活を送っています。メインの仕事はオンライン日本語教師。
最新の投稿
- Column2023-08-16【改】はじめまして。海外でノマドしてます。
- Column2020-05-10オンラインで日本語を教えています。1
- Column2020-05-09買付仕事のやり方を説明します。
- Column2020-05-07佐久間由美子さんと対談しました。